ショートスリーパー

【要注意】体温低下?脱水症状?睡眠中の2つのリスクとその予防対策

「睡眠中にリスクなんてあるの?」

「えっ、、体温って下がるの??いつも起きるときは汗をかいているんだけど・・・」

「汗をかくので体温は上がるものだと思っていた・・・」

知識として知っていないと、このように考えてしまいますよね。

目覚めの時に体温が最も下がっている訳ではないので、睡眠中の体温低下は分からないものです。

また、睡眠中も体からは水分が失われていきます。

しかし、睡眠をとっていたら水分を補給することはできません。

つまり、脱水症状のリスクも存在するのです。

あなたは睡眠中のリスクを意識されていましたか?

睡眠は何から何まで良いことばかりというような風潮があります。しかし、決してそんなことはありません。

この記事を読んでいただければ、あなたは睡眠中のリスクについて認識できるようになります。

睡眠中にあなたに襲いかかるリスクとその予防対策をご紹介します。

睡眠中の体温低下

体温低下はいつ起こるのか

あなたは人間の体温が、1日のうちで約1℃前後変化するということを知っていましたか?

人間の体温は一般的に、睡眠に入る5時間前に最も高くなり、起床の約2時間前に最も低くなるのです。

つまり、私たちの体温は睡眠の前後で約1℃低下しているというわけです。

この睡眠中の体温低下によって熟睡感が生まれます。

よって、入眠前に入浴や運動で体温を上げることも、世間的には推奨されています。その後の体温低下によって眠気が発生し、寝つきが良くなるからです。

体温と眠気の関係についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

【眠気のメカニズム】ヒトが眠くなるカギは深部体温を下げることだ「ヒトが眠くなるのと体温って関係があるのかな?」 「ヒトは体温が下がると眠くなるって聞くけど、何でだろう?」 この記...

しかし、睡眠前後の体温低下は、メリットばかりではないということを知っていただきたいのです。

体温低下のリスク:免疫力・代謝量が減少

先ほど述べたように、睡眠中には活動時と比べて、体温が約1℃低下します。

1℃の体温の低下により、人間の免疫力は約4割、代謝量は約2割減少してしまいます。

「ほんとかよっっ!」

っと思われるかもしれないですね。

実際に風邪を引いた時や、肌荒れを起こしてしまった時のことを思い出していただければ納得できると思います。

朝起きた時に、

「あれ?風邪ひいたかな?」

「なんだか体調崩れてしまった。」

と感じたことはありませんか?

また、肌荒れの場合でも、朝起きて鏡を見たときに、

「あれ?肌荒れを起こしている!」

「ニキビが出来てしまった!」

と気づいた経験はありませんか?

免疫力が落ちている証拠ではないでしょうか。

日中にクーラーの効いている部屋で過ごしているとしましょう。別に問題はないですよね?

しかし、夜にクーラーの効いている部屋で寝るときには、

「風邪を引くから布団をかけて寝なさい!」

と注意されるのはなぜでしょうか。睡眠中には免疫力が下がり、風邪を引きやすいからなのです。

睡眠により免疫力が上がると思う方は、布団もかけずに腹を出したまま寝てみてください。風邪を引きます。

このように、睡眠中はあなたが思っているよりも無防備な状態になってしまっているのです。

睡眠前の体温の低下は眠気を発生させるのには役立ちます。

しかし、体温の低下にはリスクも潜んでいるということを頭の片隅にでも入れておいてください。

体温低下への対策

睡眠中に自ら体温を上げる方法はありません。なぜなら、あなたは寝てしまっているからです。

しかし、睡眠中の体温の低下を予防する方法はあるのです。

その方法は以下の2つです。

・布団をかけて寝る

・睡眠時間を短くする

1.布団をかけて寝る

布団をかけて寝ることに関しては、どの家庭でも自然と言われることですよね。布団をかけないと、冷えすぎにより風邪を引いてしまいます。

上でも説明しましたが、睡眠中は免疫力が上がっていると勘違いし、布団をかけずに寝ることはやめてくださいね。

2.睡眠時間を短くする

もしあなたが睡眠時間を必要以上にとっているならば、それはおすすめできません。

暇だからといってだらだらと寝てしまう。仕事が休みだからといって長時間寝る。というのは身体にはあまり良くないのです。

たとえ睡眠が取れる機会であったとしても、普段通りに過ごし、長時間睡眠を避けてください。

睡眠欲も食欲や性欲と同じです。睡眠は取らないと生きていけません。しかし、とりすぎは禁物なのです。

睡眠中の脱水症状

なぜ脱水症状が起こるのか

睡眠中は脱水症状のリスクがあります。

人間は寝ている間にも体外に水分を放出するからです。

(寝汗をかくことや呼吸をしていることからも想像できると思います。)

人間は一晩中に約500ml〜1000mlを放出しているのです。

体内の水分量がこんなにも減少してしまうのです。起きている時にこれだけ水分を失うと、喉の渇きを感じるでしょう。

水分を失うことを軽視してはいけません。

もしも喉が乾いた状態で、長時間眠ってしまったらどうなると思いますか?

体は渇きを訴えていますが、寝ていては水分補給ができません。運が悪いと脱水症状になってしまうのです。

特に注意が必要なのが”夏場”です。

エアコンの電気代をケチって、暑い環境で寝ていると、

・脱水症状

・熱中症

のリスクをダブルで抱えてしまいます。

あなたが寝汗をかきやすいならば、特に意識して睡眠環境を整えるべきですね。

それでは、脱水症状を起こさないための具体的な対策について説明します。

睡眠中の脱水症状の対策

睡眠中に脱水症状を起こしてしまわないためには、次の2つの方法があります。

・睡眠前の水分補給

・睡眠環境を整える

1.睡眠前後の水分補給で脱水症状を予防

入眠前に喉が渇いているなと思ったら、水分を必ず補給してください。

睡眠に入る前に水分が不足していると、いうまでもなく脱水症状のリスクは高まります。

「寝る直前に水を飲むと尿意で起きてしまわないかな・・・」

と不安でしたら、日中のこまめな水分補給を意識してください。

こまめな水分補給は脱水症状の対策になるだけでなく、血流もよくしてくれます。

2.睡眠環境を整える

睡眠中に体から水分が失われる原因として、寝汗が挙げられます。

寝汗をかかないためにも、室温は適切に調整するべきです。

パジャマや布団、外気温の関係で適切な室温は変わりますが、暑すぎず寒すぎない環境を作ることは非常に重要です。

室温の目安は26度前後ですね。

環境を整えることは入眠自体にも影響することです。しっかり整えましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、睡眠中のリスクとその予防対策を紹介しました。

具体的な内容は以下の通りです。

・睡眠中の体温低下のリスクとその対策

・睡眠中の脱水症状のリスクとその対策

最初に述べたように、睡眠をとることは良いことばかりではありません。

体温低下や脱水症状というリスクを意識できれば、睡眠は怖いものではなくなります。

メリットだけでなく、デメリットも理解した上で睡眠と向き合っていくことによって、個人個人の目指す”良い睡眠”が実現できるようになっていくのではないでしょうか。

ぜひ参考にしてください。

 

参考文献

1.「できる人は超短眠!」 著者:堀大輔 フォレスト出版

2. 「眠トレ!」 著者:三橋美穂 三笠書籍